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稽留流産のこと8 (終)

術後12日目に夜間の出血がなくなり、ナプキンはいつしかパンティライナーになり、そして術後18日後、ついに何もつけなくても大丈夫になった。もう少し前から大丈夫そうではあったが。他の人のブログ情報でも、2週間くらいで出血が止まるという話が書かれていたが、だいたい一致する。


最後の診察は、摘出した組織の細胞診の結果。何が取れたのかと、その中に胞状奇胎(がん的なものらしい)がないかどうかを調べる。特に異常はなく。これで全て終了。

次の妊娠は、2〜3回生理を見送って子宮の中を綺麗にしてからだそう。それまでの間も性交渉は可能だが、避妊をするようにとのこと。次の生理は、1ヶ月以内にくる人が多いようだが、2ヶ月経っても来なかったら受診してくださいと言われた。


稽留流産を言われてから1ヶ月弱。あっという間のことだった。初めての出来事、初めての感情、人生にはいろいろあるのだと改めて知ることができた。生まれる命は奇跡の塊で、できる(妊娠する)までが大変、生まれるまでも大変、生まれてからも大変。何という偶然と幸運の上に成り立っているのだろう。必然が入る余地なんてあるのかしら?とさえ思ってしまう。

そして、人にはそれぞれ、口には出さない悲しみや辛い経験があるのだということ。その大きさや性質は人それぞれだけれど、比較できるものではない。余計な口を出さないけれど他人を気遣えて労われる人を、とても尊敬するけれど、そういう人は自分が悲しみや痛みを抱えているからかもしれない。私も少しは、人への思いやりを持てるようになっただろうか。口には出さなくても、態度で伝わることもある。思いやりのある人になりたい。